梅雨らしいお天気が戻ってきて
少し暑さが緩んでほっとしていましたが
大雨による災害も発生していて
最近の自然現象の異常さに不安を覚えてしまう宮本聖子です。
まだ梅雨も終わっていないのに夏の終わりの話ですが
8月25日の和泉市久保惣記念美術館でのミュージアムコンサートと
9月27日のリサイタルでは
大作曲家たちの田園風景を彷彿させる曲でプログラムを演奏します。
古今東西、人は自然の中で生き自然を愛でてきました。
芸術家たちは自然から霊感を受け
音楽、絵画、詩歌、文学などで様々な作品を生み出してきました。
長らく環境問題が叫ばれてはいるものの依然自然破壊は進み
温暖化による異常気象など影響は看過できないものがあります。
人間が自然と共存することで
人間としての心も、その営みである芸術活動も豊かになるのだということを
演奏会を楽しみながら自然の大切さを考える機会にしていただけたらなあと
思いながら最近は練習に励んでおります。
上記の演奏会にご興味のある方
ぜひ下のサイトをチェックしてください!!
8/25(日)久保惣Eiホール ミュージアムコンサート宮本聖子ピアノリサイタル
https://seikomiyamoto.com/concert240825/
9/27(金)宮本聖子ピアノリサイタル 〜ベートーヴェンとともに Vol.5 〜
https://seikomiyamoto.com/concert240927/
さて話は変わって
今年はクリスマス直前の12/22(日)に
教室の発表会をします。
半年前を切ったので
選曲を少しずつ始めております。
基本的に小学生以下の子どもたちには
ソロ2曲
アンサンブル1曲(連弾・ピアノ以外の楽器を演奏、ほかの楽器とのアンサンブルなど)
の3曲を弾いてもらうことにしています。
そのうち1曲は
はやりの歌でもアニメの曲でも
ディズニーでも学校で習った歌でも何でもいいよと
生徒に完全に自由選曲してもらうので
(ほかの2曲は私が出した候補曲から選んでもらう)
数年前は「鬼滅の刃」の「紅蓮華」が数人で取り合いに。
今年はやはり「Bling-Bang-Bang-Born」が人気です。
マニアックなところを攻めてくる子もいて
ネットで流行ってる曲やゲームの曲を弾きたがる子もいます。
私は流行に疎いので
その時に生徒たちに世間の流行を教えてもらってる感じです。
「こんな曲知らんわ~」と思っても
たいていの曲は
ぷりんと楽譜というサイトで編曲された楽譜が手に入ります。
それもいろんな難易度の楽譜があるので
とても助かります。
ただ
その難易度がぴったりと生徒に当てはまらない時もままあります。
微妙に難しかったり弾きにくかったりするので
そういう時は音をカットしたり
転回形を変えて跳躍を少なくしたりします。
最初は変更点を楽譜に書きこんでいたのですが
どんどんごちゃごちゃになって読みづらくなるので
がくふを書き換える必要性に迫られるようになりました。
しかし手書きは面倒だし読みにくい。
印刷した楽譜のように書きたい…
PCで楽譜を書くソフトは以前からありました。
でも高くて手が出せず、使い方も難しそう…
だったのですが時代は進み
今や簡単操作で安価のアプリがあり
タブレットで楽譜が書けます。
私は
Notion
というアプリを使っています。
(ご興味ある方は探してみてください。)
表示されたピアノの鍵盤を叩いて音符を書いていけるので
かなり簡単。
再生機能もあって
書き間違いがないかを音声でチェックすることもできるので
とても重宝しています。
とはいうものの発表会の曲の書き直しぐらいしか
私自身が楽譜を書くことはないので
(作曲も、編曲を1からすることもできないので)
年に数回そのアプリを使うくらいだと
毎回使い方を忘れていて思うように進まず
「手で書いた方が速いんちゃうんか?」
と思うこともよくあるのですが(笑)
その作業が嫌いではないので
「次のレッスンまでに書き直しとく」
と結構生徒に安請け合いをして
締め切りに追われること多々。
と書いていて
明日までに一つ書き直しをしないといけない楽譜があったことを思い出した…
今日中に何とかせねば。(相変わらずのギリギリ子…)
好きな曲なら少々難しくても
ちょっと背伸びをして頑張れるけど
難しすぎるとめげてしまうので
その塩梅がなかなか指導者としては悩ましいところなんですが
ちょうどいい感じなるようにちょっと手直しをして
楽しさと達成感を発表会で味わってもらえるように
今回も楽譜探しと楽譜書き直しを頑張ろうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
雨模様が続きそうですが
皆様御身お大切にお過ごしください。