宮本聖子ピアノリサイタル ベートーヴェンとともに vol.5 YouTubeで限定有料配信中   6月14日(土)えんてくらぶ ミニコンサート付きリニューアル&再始動記念パーティー

2023年10月6日  16歳の魔力

10月に入り一気に涼しくなりましたね。
急な気温の変化で体調など崩されておられないでしょうか?
暖かくして風邪引かないように気を付けてくださいね。

先月末はマイナポイントの申請最終日でした。
私自身はとっくにポイントをいただいたのですが
母の分の申請をずっと忘れていて最終日に駆け込み申請しました。
docomoポイントでもらおうと思っていたのだけどdocomoからは晩になっても全くサーバーに繋がらず
最終的にはドコモは諦めて他のポイントでいただくことにして無事申請は終わりましたがほぼ1日かかりました。
ギリギリはやっぱりダメ、準備は早めにすべきだと改めて実感した宮本聖子です。(苦笑)

さて今回は作曲家たちの恋愛事情を
「16歳」をキーワードに書いてみようと思います。
大作曲家たちの恋のお相手の年齢が
16歳
であることがなぜかとても多いのです。

前回のリサイタルで演奏した有名な「月光ソナタ」を献呈された
ジュリエッタ・グィチャルディ嬢。
ベートーヴェンが「結婚したい」と思うほどの恋に落ちたのは
ベートーヴェン31歳、グィチャルディ嬢16歳の時。

同じく前回演奏したシューマンが
後に妻となるクララと結婚を決意したのが
シューマン26歳、クララ16歳の時。

来年のリサイタルで演奏予定のバルトーク。(9/27に決定しました!)
最初の結婚は28歳の時でお相手は16歳の自分のピアノの生徒。
(42歳の時の2回目の結婚のお相手も生徒で
16歳だったと思ってたけどそれは記憶違いでした。
19歳でした。それでも若いけど…)
肖像画を見ると結構気難しそうな顔してるのですけどね…

そして今回最初に演奏するスカルラッティ。
初めて伝記を読んでみてびっくり!
彼は晩婚で最初の結婚が43歳なのですが
またもや妻は16歳!
43歳と16歳!
年の差婚No.1ではなかろうか…

現代の日本の感覚だと
「大作曲家は皆、ロ○○ンなのか?」と思ってしまいそうですが(笑)
昔の人は精神的に成熟するのが早かった、というか
早く成熟せざるを得なかったところもあるのかと思います。
今より平均寿命も短かったし
身分の高い人ほど政略結婚などで早くから結婚を決められて
重責を果たせるような教育を子供のころからされたりして
現代のような「モラトリアム」なんて時期は許されてなかったのかなと思います。

天才を虜にするような女性は特に
若くても教養高く、よい趣味を持ち、人間的魅力にあふれていたのでしょう。
クララ・シューマンなどは天才少女ピアニストとして名高く
夫よりも有名だったくらいです。
(シューマンは当時「クララの夫」とみなされることが多かったようです)

またヨーロッパ人って若くても色気があるんですよね。
20代後半の頃留学中だった私は
10歳位くらいのドイツ人の少女に
「色気で負けてる…」
と何度も思ったことがあります(苦笑)

そこに若さプラス美貌があれば無敵。
大作曲家たちを16歳にして虜にし
インスピレーションを与えた素晴らしい女性たちに
敬意を表したいと思います。

16歳の女性に心奪われた
スカルラッティとベートーヴェンのソナタを聴ける演奏会は
8日後の10/14@豊中市立文化芸術センター小ホール 
です!
それにハイドンとモーツァルトのトルコ行進曲付きソナタも演奏します!
まだお席ありますのでご都合よき方はぜひ!

詳細&お申し込みはこちらより↓
http://seikomiyamoto.com/concert231014.html

最後までお読みいただきありがとうございました。
気温差が激しいので皆様どうぞご自愛ください。
来週もお楽しみに!

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