ようやく秋らしい涼しさを感じられるようになってきましたね。
今回は配信が一日遅れてしまいました。すみません。
今話題の「極悪女王」をネットフリックスで夢中になって見てたら
気づいたら土曜日が過ぎてました(笑)
さて先日のリサイタルでのアンケートで
ドレスほめてくださっていた方が数名おられました。
毎回プログラムのイメージに合った色や雰囲気のドレスを選んでいるので
好評だととても嬉しいです。
なので今回は衣装を選ぶ時の基準(女性)を
お知らせしたいと思います。
ピアノの演奏会や発表会などの本番で弾く予定のある方は
(お子様も同じ)
選ぶ際に気を付けるべきポイントを
ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに男性のことは分かりません。悪しからず。
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椅子に座った姿勢を基準にして自由の利くサイズのものを
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ピアノは座って弾くので
椅子に掛けた状態でどこかが突っ張っていたり
動きにくくないかチェックをしてください。
①手をクロスさせたり鍵盤の端の方まで手を伸ばしても
肩や脇、背中、肘周りがつっぱらず自由になっているか
②足は開けるか、足周りに余裕はあるか(タイトなデザインの場合は特に)
③足を開いて体重移動させても脇やお尻まわりが引きつらないか
④深呼吸をしても苦しくないか
腕が自由になるかということは気になると思いますが
ピアノは上半身だけで弾くものではないので
足元のことも気にしてください。
気兼ねなく開いたり踏ん張れることが大事です。
そして楽に呼吸できることも大切な要素です。
パツパツの服で息が苦しいと、
本番はただでさえ緊張するのに余計に緊張が増してしまいます。
息が浅くなると演奏が走って
いつもより速く弾いてしまいミスを誘発する原因にもなるので
チェックを忘れないようにしてください。
最近はインターネットでもドレスなど購入できますが
やはり実際に試着することをおすすめします。
小さすぎると自由が利きませんが
大きすぎても弾いているときに肩ひもがずれて
邪魔になったりすることもあるので
座ってピアノを弾く姿勢をとってみて
必要があればお直しもしてください。
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袖、裾の長さは?
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ノースリーブや半そでなら問題はないのですが
長袖の服を着る場合は手首周りに注意しましょう。
手首周りはスッキリとさせ
袖が鍵盤に触れたり
弾く手の邪魔にならないようにすることが肝要です。
袖のボタンはきちんと止めましょう。
長ければアームバンドなどで調整してください。
最近袖口がベルのように広がっているものがあって
デザインとしては私もとても好きなのですが
残念ながらピアノを弾くには袖口が邪魔になってしまうので避けましょう。
ロングドレスの場合は裾の長さにも気をつけてください。
歩くときにドレスの裾を少し上げて歩くこともできますが
長すぎると踏んづけてしまって
ドレスが破けてしまったり躓いてしまったりするので
歩くのに邪魔にならない程度の長さに切ったり裾上げしたりすることも
ドレスによっては必要です。
その時には自分がはく靴のヒールの高さに合わせてくださいね。
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靴の色・種類について
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何色でも構いませんが
ドレスやスーツに合った
ちょっとよそいきの靴がいいです。
どんな色のドレスにも合いやすいのはシルバーの靴です。
プラス黒とゴールドの3色を持っていれば万全です。
舞台袖からピアノまでの距離を歩くだけなので
歩きやすさにはそれほどこだわらなくてよいと思いますが
足に痛みや不快を感じる靴は避けましょう。
裏がつるつるで滑りすぎる靴もやめましょう。
私は舞台上で滑ってこけそうになったことがあります。
転ばなかったけど一瞬客席がどよめいて恥ずかしかった(苦笑)
女性の場合はヒールのある靴を履くことも多いですが
(フラットな靴でも構いませんが
ハイヒールの方がドレスをきれいに着られるので)
ヒールが高すぎたり細すぎたりすると
ペダルを踏むのに支障が出ます。
高さは5~7cmが限度かなと思います。
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リハーサルしよう
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本番で着る予定にしている衣装と靴は
本番の数日前に身に着けて
家でリハーサルをしてみてください。
弾いてみて気になるところはないかチェックしておきましょう。
問題があれば直すか
別の服や靴の選択肢を考えてみてください。
問題がなければその服を着て弾くことに慣れておくとよいです。
私の場合
悲しいかな年とともに体形が変わってきているので
数日前に着る予定のドレスが入るか入らないか
おなかや背中などがおかしなことになっていないか
などチェックしてます(苦笑)
そしてヒールの靴を履くのがしんどくなってきたので
普段はほとんど履かなくなっているのですが
ある日ヒールでの本番中に足がつりそうになり
舞台袖に戻ったら本格的につってのたうち回りました(苦笑)
後半は予備で持ってきていたフラットシューズに履き替えて事なきを得ましたが
普段からヒールを履いて足の筋肉を鍛えておいた方がよさそうです。
何事も「本番だけ」というのはうまくいかないものですね。
備えあれば憂いなし、です。
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今後の予定
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11月15日(金)エンテシューレフレッシュコンサート~音の博覧会vol.4
豊中市立文化芸術センター小ホール
私の下で学んだ若手ピアニスト5人のジョイントリサイタルです。
https://seikomiyamoto.com/concertenteschule2024/
12月15日(日)Seiko×Seiko ヴァイオリンとピアノによるデュオコンサート
高槻城公園芸術文化劇場 太陽ファルマテックホール
ヴァイオリン:阿佐聖姫子 ピアノ:宮本聖子
https://seikomiyamoto.com/concertseikoseiko241215/
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最後までお読みいただきありがとうございました。
気温差の大きい毎日、どうぞご自愛ください。
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